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@日本人とタラソテラピーの関係

Thalassotherapy(タラソテラピー)は日本語では、しばしば「海洋療法」と訳されています。ひとことでいえば。海水や海藻そして海泥などの海洋資源を使用して、美容や健康に寄与させることです。四方を海に囲まれた日本人にとってタラソテラピーのは、決して特別なものではありません。広義には海水浴も、立派なタラソテラピーののひとつです。記録上確認できる我が国におけるタラソテラピーのの起源は、鎌倉時代にさかのぼるといわれています。随筆家である鴨長明が愛知県の大野海岸で。「生魚の御あへもきよし酒もよし大野のゆあみ日数かさねむ」と詠んだとされているのが、その根拠だとされています。なんとも優雅でゆったりとした、温泉旅行を思い浮かばせる雰囲気ではありませんか! わが国では古来より、人々は海がもつ治癒能力や滋養強壮効果を求めていたようです。

また日本人は、海藻を食する数少ない民族といわれています。じつにその海藻文化は大陸中国にも伝わり、漢方薬としても大いに活躍しています。漢方薬の本には。昆布を含む多くの海藻が収録されていて、ほとんどの海藻に"Detoxin"(毒素排出,デトックス)効果が掲げられています。そうなのです。それほど食用海藻は腸内では便秘や滞留便に有効であり、また肝機能を強化します。ですから「デト」するならまずは特別なモノを食するのでなく、海藻を食するのがイチバンなのかもしれません。最近でこそ日本人の海藻摂取量が減少したものの、それほど日本人は「タラソテラピーだらけ」だったのです。

戦後の食糧が乏しい時代に日本人が発症する脳卒中は、良質なタンパク質が不足したために、血管が破れて生ずるものであったと言われています。しかし飽食の時代である現代では、過度なカロリー摂取により、血管がもろくなることによって生じることは周知のことです。このように脳卒中の原因が変化した大きな要因の一つに、「食の欧米化」がしばしば指摘されています。言うまでもなく和食には、じつに多くの海藻が使用されています。一方洋食には、まず海藻は使用されていません。近年わが国で蔓延してきた肥満症や糖尿病、そしてそれら生活習慣病の根本原因となるメタボリック症候群(メタボ,メタボリックシンドローム)に、多くの日本人が悩むこととなりました。少々大げさな表現になりますが、タラソテラピーのを捨て去ってきたことにより、日本人は生命の危機にさらされているといえるのではないでしょうか。


Aフランスにおけるタラソテラピー

一方近年タラソテラピーのメッカとされているフランス・ブルターニュでは、タラソテラピーはどのような位置づけでしょうか。もちろん多くのスパ施設に負けじと、多くのタラソテラピー施設が営業されています。そこではフィルターで濾過して温めた海水を使用した「バルネオテラピー」、粉砕した海藻や海泥を水で溶いて肌に塗布する「アルゴテラピー」や「ファンゴラテラピー」などが、医師の指導のもとに行われています。しかしそのような特別なことだけが、タラソテラピーではありません。以前私が海藻などの原料の供給元の営業部長さんに、「タラソテラピーとはなんですか?」と質問したことがありました。彼は海岸の小高い丘に登り大きく手を広げて深呼吸し、「これがタラソテラピー! ああ、空気がうまい!」と答えました。海より発せられる微量元素(トレースエレメント)を体内に取り入れることにより、健康に寄与させるのです。

ブルターニュはフランスの他の地域と違って、ケルト民族が居住する地域です。彼らは古来より海を愛し、また海と闘ってきました。その昔多くのケルトの男性たちは家族を内地に残し、家族の安全をイエスス様に託しながら、鱈(タラ)を追って遠くアイスランドまで漁に出かけていました。まさに勇猛果敢な、海の男たちの生きざまです。そのブルターニュの方々でさえ一部の海藻を除いて、近年までは海藻を食することがありませんでした。最近になってやっと、昆布やワカメ、そして海苔やヒジキを食するようになってきました。彼らは昆布を"Kombu"、ワカメは"Wakame"、海苔は"Nori"、ヒジキを"Hijiki"と呼んでいます。そうなのです。ブルターニュでは今まさに、日本の食文化が花を咲かせている最中なのです。

食文化においての海藻利用は日本に劣るものの、ブルターニュの方々は古来より、海藻を肌に直接利用してきました。海藻をミルクと混ぜて肌に塗布する民間美容法は、ケルトの若い女性の間で伝統的に行われてきました。さきほどの営業部長さんだけでなく、多くのケルトの方々にとっても、タラソテラピーはとても身近なものなのです。ですから彼らには、どの海洋植物が安全で、どれがアレルギーを生じやすいとう知識も、経験的に蓄積されています。そういうわけで弊社は、当地でこの分野に最も精通する海藻工業研究所(CEVA)の学術協力を得ながら、安全な事業を進めることができるわけです。弊社の製品すべてにはブルターニュ産の高品位な原料が使用されており、また伝統も活かされています。

Bタラソテラピー製品を国産化する意義

また化粧品用途、とりわけ浴用化粧品や浴用剤(入浴料や入浴剤)における多くのタラソテラピー製品は、硬水地域を前提としている弱点があります。先ほどのCEVAが立地する地域こそ軟水地域ですが、パリなどの都会部は硬水地域です。ですから同じタラソテラピー入浴料であっても、パリのお湯で使用する場合と東京のお湯で使用する場合は、状況が違ってきます。パリではピッタリのタラソテラピー入浴料であっても、東京では物足りないものになってしまうからです。弊社はタラソテラピ製品の国産化をすすめていますが、じつにそのメリットはここにあるのです。

日本用として開発されたタラソテラピ入浴料 コート・ダルモール ジャポネは、おかげさまで大きな反響をよんでいます。お取引先であるバラエティーショップの仕入れ係りの方からは、「お店に並んでいる入浴剤の中でイチバン気持がいい。」、またエステ美容学校の講師の方よりは「これだけ気持がよいタラソテラピー入浴剤は他にはない。」と、きわめて高いご評価をいただいています。単に海外で売られている商品を日本に輸入するのではなく、弊社自らが原料を吟味して輸入し、日本に適した商品作りを心がけています。


Cアルガ・アイが目指すもの

ただし、いくら優れた商品であっても、多くの方が継続的に使用できる価格レベルでなくてはならないと、弊社は考えています。タラソテラピーは高級品ではなく、すべての方々にもっと身近であるべきです。そういう意味では弊社製品はまだまだ高価であり、落第生の域を脱せません。今後はさらなる既存商品の拡販に精進し、そのことによりボリュームメリットで、より大衆化を目指していきたいと思っています。弊社の目指すところは、「1.3億人総タラソ」です。食によるタラソテラピーは各個人が和食への啓蒙によって、容易に再度取り戻せるものです。日本には十分な、その基礎が健在しています。主としてスキンケア用途での1.3億人総タラソ化が、弊社の最大の使命です。

日頃懇意にしていただいているNPO法人 日本アトピー協会様のホームページ上には患者さんに向けて「スキンケア用品、高価だから効果があると思うのは錯覚です。」と注意を促しています。弊社もまったくその通りだと思います。またタラソテラピー化粧品も、弊社は例外とは考えません。タラソテラピー化粧品の市場価格をご存じの方は、「そんなのは不可能!」と言われるかもしれません。普通に考えれば、確かにその通りです。しかしちょっと工夫をこらすことにより、それは十分可能となります。2年前より弊社では、低価格のタラソテラピー化粧品(化粧水)の開発を進めています。度重なるモニター供給を経て、モニター試用者よりはかなりの好評を得ており、ほぼ完成に至っております。また価格を数倍分の1に抑える目処もたちました。一般向け製品は近々発売の予定です。

1.3億人総タラソ・・・弊社はその実現に向け、着実に邁進しています。


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