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手肌がカサカサと肌荒れ状態が進行すれば、やがてはアカギレやひび割れ等の、ぱっくり割れに悪化していきます。また主婦湿疹とよばれる手湿疹も、決して軽視できない症状でしょう。そういったことにならないようにと、医薬部外品のハンドクリームがあるわけです。

しかしすべての方が、ハンドクリームで対応できるわけではありません。過去の記事(悪環境や有害添加物に耐性がある「都会派」 vs 耐性がない「天然派」)で書きましたが、合成界面活性剤等の化学物質に、強い刺激を受ける方もおられるからです。

言いかえれば、ハンドクリームでしっかりケアすることによって、しっかり防御できる方もいらっしゃれば、救世主であるはずのハンドクリームで、逆に手荒れを起こしてしまう方もおられるということです。その代表的な例として、手が極端にふやける現象があります。これが悪化すると皮が剥けるといった、症状に移行するようです。

お風呂にゆっくり浸かっていると、手指がふやけます。これはいわゆる浸透圧によるもので、指の外側に位置する細胞の中に、水分が細胞膜を通して流入することによって起こります。逆に海水浴をした場合は、細胞内の水分が細胞膜を通して水分が海水中に流出していき、手指がしぼみます。これらの現象は、健康な範囲のものです。

しかしハンドクリームを使用していて、入浴中にひどくふやける場合は、問題があります。同じように湯船の中の水分が細胞内に流入しているのですが、それは細胞膜を通してではありません。ハンドクリームに含まれる刺激物で、細胞膜が破壊されている可能性があるそうです。

弊社のアドバイザー医師の北廣美先生(奈良県三郷町 医療法人やわらぎ会 理事長)によれば、細胞膜が破れた場合は直接どんどん水が流入するそうです。細胞膜が破れると、当然細胞は死滅していきます。皮膚がはがれ落ちるのは、そのあたり一帯の細胞が死滅して、脱落するためだそうです。

ハンドクリームには防腐剤の他、乳化剤(合成界面活性剤)等の刺激物が含まれます。過去の記事で「耐性がある人vs耐性がない人」のことについて記述しましたが、耐性がない方の細胞には、細胞に強く働く可能性があるわけです。またお肌への油分の補い過ぎは、皮脂の分泌を低下させる副作用があります。ハンドクリームを塗ったあとは、前にもまして手指が乾燥するわけです。

ハンドクリームを塗って手荒れを防ごうご思ったのに、逆に手荒れが起こってしまう・・・。そんな方はぜひ一度、化粧水を塗ってみるのも一つの方法です。化学/天然防腐剤無添加の低刺激ローションが理想のため、また量的にたっぷりと使用したいため、手作り化粧水がオススメです。

弊社は時々百貨店さん等でタラソテラピー製品の実演販売を行っていますが、その際多くのお客様とお話をさせていただきます。ほとんどのお客様は、化粧水はお顔や首周り程度にお使いで、手や他の部位にはほとんどお使いではないのです。それは経済的な理由と、化粧水は「顔専用」だとの先入観がおありのようです。

お顔の場合は化粧水で保湿して、乳液等でフタをします。手にも同じような、愛情を注いでみられてはいかがでしょうか。北先生によれば、クリームよりも化粧水のほうが刺激も少なく、有効になる可能性があるとのことです。どうしてもバリア性を高めたい場合は、化粧水を塗った後に、薄くクリームでコーティングすることも、ひとつの方法でしょう。

なお、すでに肌荒れを通り越した状態の場合は、お医者さんでの治療や薬剤師さんへのご相談を、オススメします。


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